Makers work out blucher |
また1ヵ月もブログを放置してしまいました。
言い訳としてはソフトバンクのWiFiが日によって泣くほど遅い、とか、
ウチのくせに何となく忙しい雰囲気、とか、まぁしょうもない感じです。
さて、今日は僕がこの歳にして唸っている靴のご紹介です。
靴に関わる仕事をするようになって20年弱。
それこそ数多くの色んな靴を履いてきましたが「これは....!」と唸っています。
今年から取り扱いを開始した新ブランドのMakers。
既にご好評を頂いていますよ。
こう見ると、普通...なのでしょうか?
もちろん外羽根のストレートチップで、少しワークブーツがかったゴツめのソール、
とくれば、この辺りの靴がお好きな方なら「普通」でしょうね。
しかし高級ドレスシューズさながらに絞り込まれた土踏まずのラインを見てください。
僕の撮る写真じゃわかりにくいですね。
BILTRITEのアウトソールにも擽られます。
そしてヴィンテージシューズを連想させる小振りなピッチドヒール。
革はランカスター。いわゆる茶芯と呼ばれる類です。
オイルレザーですが、有名なクロムエクセルと比べるとオイル分が少なめで、
少し光沢を持たせてる魅力的な革です。
紐は短靴としてはやたらと多い8穴。
まだまだ沢山あるのですが、これらが揃うとなんとも渋い顔つきに感じます。
始めてこのモデルを見たときに思い出したのは「アナトミカ」というブランド(ショップ)です。
僕はファッションには疎いので、今も尊敬されるている存在なのかどうかは知りませんが、
勝手に想像するに、あのバイヤ兼オーナーのピエールさん?でしたっけ? あの人です。
いや、くだらない話ですね。申し訳ないです。
まぁ僕が唸っているのはこのカタチだけではありません。
強烈なフィット感こそ、この靴の真骨頂だと思っています。
ウザい位このブログでも書いてきた土踏まず部分の重要性。
その絞り込まれた土踏まず部分が足をグッと咥え込み、ズラッと並ぶ8穴の紐と、
小さめなヒールカップでがっちりとホールドする。
しかもこのヒールカップ(踵部分)が小さいというところが素晴らしい。
日本人の足の特徴として、甲高幅広と同様、踵が小さいというのもあるんです。
文章にするのは簡単ですけど、何事もカタチにするのは難しい。
カタチに出来たとして、それを格好いいカタチにするのは更に難しい。
しかし格好いいというのは、あまりにも人それぞれ。
こんな感じです。
僕はこのフィット感が気持ちよくて、
行きは自転車で来ていても、帰りは歩きたくて自転車おして帰っています 笑
いいかも?という方は是非。
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バーガンディ
ブラック