PICCANTEの便利なヤツ |
最近、独立して他県でメンズの靴屋を出した知人から愚痴られます。
「つらつらっと見ただけで、まともに商品を見てくれない」
「たとえ凄く気に入ったとしても、手持ちの服と合うかの心配ばかり」
「シンプルで良い靴が欲しいと言われるけど、それが売れるのは服屋ばかり」
その他まぁ色々なんですけど、
僕から言わせればアタリマエな話ばかり。
一番目なんて、靴屋以外でも普通じゃないですか?
並んでる物を隅々まで見て、店主のやりたいことをくんで欲しいと言わんばかり。
そりゃアナタ、無理ってものです。
2番目も、服に合わせて靴を選ぶのがどう考えても普通ですよね。
靴屋を始めようなんて思うだけじゃなく、ホントに始めてしまうようなタイプだと、
履きたい靴があればソレに合わせて服を買うような人が多い。
通常はあくまでも服装が優先。そんな人はチョーーーー少数派です。
(女性には結構多いですけどね)
3番目は....随分前にこのブログでも書いたような記憶がありますなぁ。
ここは難しいところで、実は2番目と3番目というのは質の同じ悩みと言えるでしょうね。
特に人気のある服屋から独立して、靴屋を開くってパターンは辛くなるケースが多々。
その知人はさまにそのパターンですから、頑張ってね...としか言えません。
とまぁ、そんなことは皆さんにはどうでもいい話ですね、すみません。
今日はそんな知人の悩み(3)的な靴のご紹介です 笑
フランスの老舗セレクトショップをルーツにもち、
シンプルで良心的、いわゆる普通の靴を日本製でリリースし続けるPICCANTE。
パッと見が地味なんでお店では気付かれにくい存在なのに、
地味に売れていって気付いたら「あれ?在庫ないやん...」ってなる代表みたいなブランド。


土ふまず辺りがキュッと細いのにお気づきでしょうか?
このモデルの格好いいところがまさにソコ。
もちろんこれはフィット感向上のためでして、古くからある手法なんですが、
見た目にも大きなポイントになっています。


こんな風にした方がいいと分かっているメーカーでも、
なかなかどうして難しい造りですし、
コスト的なこともあってか作っているところはあまりありません。
さりげなく格好いいですよね。
で、黒。


こちらは紐を明るいベージュ系に変えても良さそうな感じです。


この辺りのベーシックな短靴が去年からよく出るのですが、
やはりこれはパンツの丈が短くなっているからでしょう。
特に春夏全開!って靴じゃなくても、
最近は着こなし方で簡単に春夏っぽさが出せますもんね。




それに、こういうベーシックな靴であれば靴下を履いて秋冬でも全く問題ありません。
むしろ色目の可愛い靴下を合わせるのも最近はトレンドとも言えるでしょうし。




確かに上手いこと1年中履ければソレにこしたことはありません。
お得ってことですな。


この手がお好きな方は是非。
通信販売はこちら(茶)
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