変態自転車 |
ずっと欲しかった憧れのミシュラン赤タイヤです。
元々も赤いタイヤをつけてたんですけど、
アレは昔っぽいイメージのタイヤを、現代の技術で作らせた高性能タイヤ。
今回のは当事物のヴィンテージタイヤ(中古)です。
古ーいヨーロッパの写真なんかだと、こういう感じの赤いのが多いんですよ。
なかなかじゃありませんか!
....って言いたいんですが、実はイマイチ気に入っていません。
軽快さがなくなったというか、汚らしくなったというか....
自転車でも車でもタイヤが汚いと全体が汚く見えます。
ということは逆にタイヤが綺麗だと...言わずもがな、ですね。
無理やり靴に結びつけちゃいますが、実は靴も同じだと思っています。
その人全体のイメージすら左右しかねませんよね。
で、どんだけ汚いかアップで写すと、
随分とえげつないです。
汚いどころかカチカチに硬化してるし、ひび割れも激しい。
しかし何十年も昔のゴム製品なんだから劣化は当然。
当事の性能を維持し続けろ、とかそんな無理は申しません。
しかし、このタイヤをつけたことによるトータルの性能悪化はすざましいモノがありました。
硬化、ひび割れは勿論ですが、重量が凄く重い。
この重量というのがタイヤのつく乗り物では非常に重要で、
タイヤやホイールを軽量化することは、
本体の軽量化よりも、3倍から10倍(若しくはそれ以上)の効果があると言われています。
特に回転部分の一番外側、すなわちタイヤは最も効果がでる箇所です。
それを軽量化どころか、2倍くらい重いタイヤつけちゃったもんですから、
乗った時の感覚は 「どえらく重い」 の一言です。
ブレーキかけながらペダルをこいでるというか、ぬかるみを進んでる様な感覚。
冒頭で「昔っぽいのを現代の技術で作ったタイヤ」をつけてた、と書きました。
人が呆れるような不便な物ばかり愛用してる僕ですが、
今回ばっかりは、アレに戻すか真剣に考え中。
鍵とかはどんだけ使い難くても、小粋な小物扱いなんですがねぇ..
しかしこの鍵、針金でほじっただけで開けられそうです(笑)
古物趣味をあんまり公開すると、アホがバレそうだし、この辺で....