やっぱりオチがつくんですよね |
「いつもまっすぐ帰って何してんの?」
と聞かれることがあります。
特に何もしていないのですが、
強いて言えば、コレを乗れるように....と頑張っておるのです。
フランス製 50年代のアルミフレーム
今では珍しくもないアルミを使ったフレームですが、
50年代にアルミを使うというのはナカナカなことなのですよ。
自転車の中でも旧いフランス車というのは多少特殊でして、
各部品の規格が、現在の部品はもちろん、
同年代の世界各国の部品とも違う独自の規格なんです。
(そのまま世界標準に合わせることをしなかった為か、殆ど絶滅しました...)
そういう訳で、まずは規格のお勉強からしなきゃなりません。
とはいえ、勉強をしたところで、部品がなきゃ走れるようにはなりませんから、
日夜オークションサイト等で部品集めなのです。
もちろんフレームの年代に見合う、5,60年代の部品中心。
無加工では使えない部品も多いので、夜な夜なヤスリで削ったり、
錆まくってるものはひたすら磨いたり....
でですね、ついに昨日、全ての部品が揃ったんですよ。
長かったです。 なにしろ教えてくれる人もいないので無駄な落札も随分ありましたよ。
昨日は速攻で帰って、夕飯そっちのけで組み立てに入りました。
だんだんとカタチになってゆく、あの感じが嬉しいです。
最後の仕上げにチェーンを取り付けて完成....と思ったら、チェーンが合わないんです。
チェーンの規格なんて難しいもんじゃないし、間違ってなかったはずなのに...
落ち込みました。
でもマンションの駐車場で、足でけって進んで遊びました。
「いい歳こいて深夜に何をやってるんだろう?」とかえって落ち込みました。
今日は店に来てから、ずっとチェーンの規格を調べなおしてみたところ、
むしろ謎が深まってしまい...
面倒になったので「これなら合うやろ」ってチェーンをポチッと落札。
また合わないかもしれないけど(笑)
早く届け! コラ!