rollig dub trio ROCINANTE |
早起きにもだいぶ慣れてきつつあるような気がしないでもないマルタンです。
この調子だと午前中にバイクの免許(昔から欲しかったんです)を取りに教習所に行って、
それから開店.....なんてことも可能なのか?と想像しています。
今より店から離れた場所へ引っ越しする予定もあるっちゃありますし、
たまにバイクで通勤なんてのも楽しそうですもんね。
と、そんな僕が欲しがるバイクに似合いそうな靴のご紹介です。
たぶん「?」ってなります 笑
ローリングダブトリオから、ロシナンテ、です。
このブランドらしくない、と思った方も多いかもしれませんね。
確かに近年はゴツいワークブーツのイメージが強いブランドです。
でも元々は別にワークブーツブランドってわけでもなかったんですよ。
とあるワークブーツの大ヒットから人気ブランド言える存在になったローリングダブトリオ。
そのモデルをきっかけに取扱店もどんどん増えてゆき、
雑誌等のメディア露出も増えに増えました。
当然ながら新しい取扱店はワーク系を期待して扱いを開始してますし、
雑誌もそういうジャンルの靴ブランドとして掲載します。
それにその時の世間の気分もそうだったように思います。
靴や服の新しいブランド、他の何にしても、その業界で働く人でなければ、
新しいモノは雑誌や取扱店、ネットを通して知るのが普通ですよね。
ローリングダブトリオ=ワークブーツの図式が出来上がるのも自然な流れです。
ただ、デビューコレクションくらいの無名な頃からのお付き合いで、
ワンシーズンも休まず取扱を続けている唯一の店(ってブランドが言ってました)としては、
「いや、そういうワケでもないんだけどな....」という複雑な気持ちもあったりしまして。
実際マッケイ製法でソールの薄いローファーなんかもリリースしてましたしね。
そんなこんなで僕からすると、この靴もローリングダブトリオらしいと思ってるんですよ。
大事なことを書き忘れてました。
見難いですけど踵部分の茶色い革にtokyo sandalsって書いてありますね。
このモデルはそのトーキョーサンダルとのダブルネームになっているんです。
ダブルネームとはこれまた懐かしい響きで恐縮ですが、
そのトーキョーサンダルお得意のソールが搭載されています。
生ゴムのアウトソールの上に随分と厚く革が重ねてあるのがお分かりでしょうか?
このソールはスケードボードの板からヒントを得ているんだそうです。
スケボーの板って凄い「しなる」でしょう?
薄い板を何層にも重ねてブレスして作るから出来るそのしなりなんですけど、
そこから着想して、それを革でやっているそうです。
その上ソール自体がモリッと土踏まずを盛り上げてます。
これって靴やサンダルとしてはかなり新しい試みだと思いません?
これは個人的にも試さないわけにはいきません。
デザインも面白いですよね。
甲部分の毛は馬毛だったりします。
馬毛といえばローリングダブトリオが無名に近い頃にもあったんですよ。
僕のコレクション?から。モデル名スペンサー。
ラインマンやフォレスターへと続いたモデル。これは今見ても格好いいです。
この手の靴に毛をはやすと必ず、どこそこのパクリだって声も聞こえてくるでしょう。
そのフランスのどこそこだって元々は自分とこのオリジナルではなかったんですし、
イタリアのブランドで「毛つけたのウチが先なんだけど」と主張してるとこもあるわけで、
要は世の中メジャーかどうか?ってことなのかも知れませんな。
僕はどこそこのミカエルフォック(言うな)も持ってますが、
毛以外はシルエットから何から別モノにしか見えませんよ。
何よりハイテクに走らない新しい試みってのは実に楽しい上に尊敬できます。
外で撮影してますが、自分で買ったんでいいんです。
はじめは今までにない履き心地に戸惑いましたけど、これは良いですよ。
ソールはしなるって言うより、むしろ自然な感じです。
ゴツいブーツがお好きな方も、スニーカーしか履かない方もイケると思います。
面白そうだねって方は是非お試しくださいな。
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