rolling dub trio WHALE |
デザインが物議をよんでいるらしいWHALE(ホエール)のご紹介です。
どうやら名作COUPENと同じ木型、同じソール、ということが物議の原因のようですね。
それは「変わりばえしない...」ってことでしょうかね?
僕はこの辺りの靴にはその「変わりばえ」ってのをあまり重要視していないので、
全く問題にしていません。
靴にしても服にしても、
気に入ってるシルエットの物がデザイン違いで発売されるなんてのは、むしろ大歓迎です。
しかもそのデザインが難度の高いホールカットを採用、とくれば尚更です。
つるっとしてますよね。
↑こっち側も、↓こっち側も。
縫い目というか接合面、がないでしょう?
爪先からぐるっと継ぎ目がなく....
踵部分でようやく接合。
この縫い目がないことからシームレスと呼ばれたり、
ワンピースと呼ばれたりホールカットと呼ばれたりするわけです。
一枚の大きな革を立体に成形するということは、
技術的に難度が高く、革を裁断する際には、どうしても贅沢に使わざるをえませんね。
(継ぎ目が多ければ元々の革から、細かく細かく無駄を少なく裁断できます)
簡単に言えば、金がかかるんですよ、ホールカットって。
シーズンを重ねるごとに練度が上がり、
初期の物とは比べ物にならないくらい履き心地が良くなっているCOUPENがベース。
この円熟期に入ったとも言えるCOUPENがあるからこそ出来たのがホエールでしょう。
まぁ単純に格好いいなぁと思ったわけです。
もちろん色違いもありますよ。
この色は素晴らしいです。
最初に書いてなかったのですが、素材はホーウィン社のクロムエクセルです。
そのナチュラルというカラー。
どんな色?って聞かれると「ナチュラルですね」と答えるのがしっくりくるくらいナチュラル。
ちょっと日本語が意味不明ですがナチュラルな感じの色目です。
いいエイジングをみせてくれるのは間違いなさそうですね。
ソール周りはCOUPENと共通。
安心感があるとも言えるかもしれませんな。
で、この紐の辺りも格好いい....のですが、ここでブランド側から重要なお知らせが...
この紐、約3mmの革紐で非常に格好いいんですけど、非常に切れやすいそうです。
おまけで付いている紐をメインでお使いください、とのこと。
う~ん、でも革紐の方が格好いいですよねぇ。
色々と紐メーカーを当たってみましたが、丁度いい太さの革の丸紐が見つかりません。
で、面白い紐があるのを思い出しました。
「紗乃織靴紐」から発売されている革紐縫掛という品。
私物のパラブーツなんかは全部コレにしてるんですよ。
太さも約3mmといい感じだし、耐久性も問題ありません。
紐にしては高額(税抜2500円)なのがネックですが、僕はこれつけます。
あ、このナチュラルは僕が買いました。
あまりにゴツいワークブーツには飽きてきた。
しかし自分はドレスシューズってガラじゃないしな、って方、如何ですか?
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あまり大きい声では言えませんが、こいつのネイビーを別注してきています。
おそらく3月~の入荷となりそうです。格好いいですよ。